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■ 初心者ボクサーへの手紙 永久保存版 ■ |
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◆「ボクシングの基本」にだまされるな! |
「ボクシングの基本」にだまされるな!
教わる構えやフォームは無難なもの、平均的なもの。 自分からそれを求めてはいけない。
あなたの体の構造や、性格、目標とするボクシングスタイルとは関係なく型にはめられてしまう。
それは基本ではない。
ボクシングに「美しいフォーム」は必要ない。結果として美しいフォームになることはあっても。
なぜなら、ボクシングは格闘技。 体操競技ではない。
どんなに美しいパンチを打っても、当たらない、ダメージを与えられないでは全く意味をなさない。
重要なことは「相手にダメージを与えること」「自分がダメージを受けないこと」そして当然「勝つこと」。
ボクシングの本当の基本とは、どうすればパンチが当たり、どうすればパンチを受けずにすむか、そしてどうすれば相手に勝てるかの原理、考え方を理解しそれに向けた行動をするということなのだ。
その理解力、想像力を磨くことなくして強くなることはあり得ない。
美しいフォームを目指すな! 相手を殴り倒せるフォームを目指せ! |
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◆体を動かすのは 「心」 だ! |
一流選手は心技体のなかで一番大事なモノは 「心」 と答える。
そう思えないのは一流ではないということだ。
どんなに練習をして上手になっても、「疲れた」と思ったとたんに体は動かなくなる。
「疲れた」「もう腕が上がらない」「負ける」「もう勝てないかも」・・・心が折れると体は動かない。
「こんなもんで疲れてられるか!」「勝つとか負けるとかそんなもん関係ない!やってやる!」 こう思えるように心を鍛える。
そして心についていけるように体を鍛える。
「心」は時として運動生理学を凌駕することを知っていてほしい。
その心の強さを作るには、「ばててからが練習」を常に実践しておくしかない。
オーバーワークをおそれてはいけない。
ばててから何R動けるか、ばててから30mダッシュを何本こなせるか、ばててから腕立て何回こなせるか、「動けない」と思ってから動いてこそ「折れない心」とそれについていける体が育てられる。 |
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